お客様モロッコ現地ツアーレポート

2019年8月 モロッコ現地ツアー マラケシュ~メルズーガ (1日目)

実はこの旅、航空券と到着日の宿泊ホテルの予約を済ませ全て自己手配での旅行を予定をしておりました。ところが某大手旅行現地ツアーサイトからまさかのキャンセルメールが届き大慌て。モロッコへ旅行をした事のある友人が現地旅行社にLINEをしてくれたのですが返事がなく代わり日本の旅行会社を調べ連絡をくれました。

その中でHPを見て真っ先に電話をかけさせて頂いたのがシーシャマンさんでした。出発4日前の事です。ダメ元でお電話したのですが「そのツアーの内容を送って下さい」と一旦受けて下さる様子。そしてなんと翌日には手配可能のメールが届きました。キャンセルになった現地ツアーと全く同じ内容しかも同じ料金。誠実対応と仕事の早さにビックリです。

さらに当初アラビア語オンリーのドライバーさんになるという事でしたが、英語のドライバーを確保出来たとメールを頂いたり、トヨタの4WDを手配出来たとメールを頂いたり、後から条件が良くなっていくというCSの高さ。

出発間近のドタバタ劇ではありましたが、無事関西国際空港を飛び立ちパリ・シャルルドゴール空港を経由し、マラケシュ・メナラ空港に降り立つ事が出来ました。


モロッコ1日目   空港からホテル送迎サービスの車で移動


空港を出てすぐにラクダと遭遇


街なかは交通量が多く雑然としていますが中心部を離れるとゆったりとした時間が流れまるで別世界。  

茶色い街をイメージしておりましたが、意外と緑が多くお屋敷からは花が咲きこぼれ色彩豊か。

ホテル朝食。フランスパンはさすが美味。さて、ここからが手配頂いたアトラス山脈越え~メルズーガ大砂丘への現地ツアースタートです。

車はこちら安心のブランド トヨタランドクルーザーPURADO。  


運転するのはモロッコ人ドライバーのBenさん。とても丁寧な運転のドライバーさんでした。

緑生い茂る市街地を抜け, 山が見えてきました。

山肌からは崩れ落ちた岩がゴロゴロ


タザルト(Tazart)眺めのよいカフェで休憩


店内は大型バスから降りてきた中国からの団体さんでいっぱいでした


ずいぶん登ってきました。素晴らしい眺めです。


アトラス山脈には豊富な鉱物資源があり、キラキラ光る石を売り込む地元の方の姿も。

雄大な自然、オアシスに暮らすベルベル人の村、時折現れる町など


珍しい風景にすっかり魅了されてしまいました。


緑が姿を消し、赤茶けた岩肌が続く先にワルザザートの看板が見えて来ました

町や村ごとにあるティグレムトという穀物創。Ighrem N'ougdal



横の監視塔の模様がきれいです。

ぽつんと佇む1件のホテル


朽ち果てたカスバ


ひたすら続く何にもない道


1987年世界遺産登録。丘の斜面に日干し煉瓦のクサル(要塞化された村)。


傷みが進み、ほとんどのベルベル人は対岸の新しい村に移り住んでいるそうです。


アイト・ベン・ハッドゥから車で数分のレストランL'oasis D'or。

店員さんは親切かつフレンドリー。頭上の扇風機を回してくれましたが熱風をただかき回しているといった具合。そこに熱々のタジン鍋です。大汗かきました。冷たいオレンジジュースでも、と思いきや生ぬるい。氷なしオレンジ果汁100%(種入り)です。どことも常温のオレンジを絞りそのまま出すようです。


ワルザザートは「アラビアのロレンス」や「シェルタリングスカイ」など映画のロケ地として撮影が行われた町という事で道路にこんなオブジェが。



アトラス・コーポレーション・スタジオという映画スタジオがあり見学が出来るようです。


またまた何にもない道が延々続きます。


大きな薔薇のオブジェ。エル・ケラア・ムグナというダマスクローズの栽培で有名な村があり開花時は薔薇の香りに辺りが包まれるそうです。ローズウォーターはモロッコの定番みやげにもなっています。


ベルベルの村が見渡せるビューポイント。


乾いた風が吹き荒れていました

Imider(イミデル)小さな村にも入口と出口に国旗



Tinghir( ティンジル)統一感のある美しい町並みの町です


最後の大きな町エルフード。


昔海だったという事で化石が採れるそうです。

雲行きが怪しくなってきました。



とうとうやって来ましたサハラ玄関口の町メルズーガ。


ところが砂丘を目の前にして大粒の雨。

Hotel Tombouctouに到着。このかわいらしいホテルの名前トンブクトゥとは黄金と塩の交易の中継地であったマリ王国の都の名だったそうです。



雨はさらに激しく強風までも。夕方のラクダライドを断念。

雨がやんだ隙に砂丘の方へ。蒸し風呂状態ですぐにホテルへ退散。

ホテル散策。この後再び天候悪化で稲光りまで。砂漠で雨に降られるなんて体験、「逆にツイてるのかも」とここは前向きに。


ディナーはビュッフェスタイル。

雄大なアトラスの景観を満喫し素晴らしいツアー1日目が終了。