いよいよ楽しみにしていたラクダライドです。砂漠の夜明け前は真っ暗闇、ベルベル人のお兄さん先導で歩いてホテルを出発しました。ベルベル人はやはり目がいいようです。ラクダに揺られしばらくすると空が白み始めてきました。ラクダから降り砂丘を裸足で登ったのですが、砂に足をとられてしまい息もゼーゼー、ついて行くのがやっとでした。ベルベル人のお兄さんに何故そんなに楽々登れるのか聞くと子供の頃から歩いているから慣れているとの事でした。
刻々と変化する砂丘の表情。L'Erg Cebbi( シェビ大砂丘)ずっと見たいと思い続けていたサハラの景色にようやく辿り着きました。
日が昇り始めました。
ジャンプしたり手のひらに太陽をのせてみたり、ベルベル人のお兄さんが楽しい写真を撮って下さいました。
自然が描くアート、砂紋。
登った砂丘を下りラクダの元へ。スタスタ歩くベルベルのお兄さん。足が埋もれて下りも遅れがちでした。
帰りは景色を楽しみながら朝の砂丘を散歩です
広大なラクダ牧場
「Good Morning」と朝の挨拶。ラクダたちは水を飲むのに夢中でした。こちらを見てくれた左のラクダちゃん、おめめがとってもキュートでした。
レストランで朝食を済ませ・・・
ホテルを出発。
Erfoudの化石工房へ
研磨の様子など作業工程を見学。
アンモナイトが可愛かったのでソープディッシュや小物ケース、アクセサリーなど買いこんでしまったのですが後で後悔。素材は「石」です。スーツケースの重量制限の事をすっかり忘れておりました。わざわざ重しを買ったようなもんです💦
Feznaへ。何にもない大地に突如ポコポコと小山のようなものが。
カナートという地下水脈の灌漑施設跡のようです。
枯れた汲み上げ式井戸。
このカナート跡にあるお店には大きな楽器がありました。
Melaab 何にもない道をひたすら走り
何にもない道に何かがありましたが何かは分からず・・・
Tinejdad
給油の間、周りを散策。
このかわいい建物は銀行&郵便サービスでした。
Ferkla El Oulia トイレ休憩...でも扉は開かず...。
あまりの暑さにアイス購入。
ベルベル人の村。
ベルベルの村の敷物屋さんへ。
モロッコでの買い物リスト1番目は手織りのラグ。買う気満々でしたがワクワクを抑え値段交渉。
さぞかし迷うだろうと思いきや、素朴でかわいい玄関マットサイズのラグに一目ぼれ。
もう1枚勧める店の主人にスーツケースに入らないと言うと、包装しているスタッフからラグを奪い意地になってテープをぐるぐる巻いている姿がお茶目でした。
見晴らしの良い高台からオアシスと日干し煉瓦のベルベル人の住居を眺めていると...
ベルベルのお兄さんが手を取り「アーフリカー」とおもてなし下さいました。
Toudgha El Oulia 素敵なレストランでランチタイム。メインは勿論タジン鍋。
やはり冷房などなくここでも大汗かいてのお食事でした。
トドラ渓谷到着。道の両側に迫る巨大な岩山。
スケールの大きさに圧倒されます。
ガイドブックによると透き通った川のはずがほとんど泥水といっていいほどの濁りよう。そんな中でも子供たちが元気に川遊びをしていました。
Ait Sedrate Sahl El Gharbia
土産物店でラクダの石細工の置物を購入。(またしても「重し」を増やしてしまいました)
炎天下の中、サッカーの試合が行われていました。これにはモロッコ人ドライバーBenさんでさえ「どうかしてるね」と笑っていました。
夕暮れにホテル到着。ベッドに寝そべって写真をチェックしていると猛烈な睡魔が襲ってきました。少しだけ眠るつもりが気付くと外は真っ暗。時計を見るとちょうど23時でした。「しまった!」 レストランの営業時間が23時までだったのです。バッグを引っ掴み急いでレストランへ。
明かりが点いていたので中へ入りうっかり寝てしまった旨説明。すると、「何か用意するのでお待ち下さい」と待つこと数分、サラダとチキン、水(リッターサイズのペットボトル)、ヨーグルトを運んで来て下さいました。ディナー込みの宿泊だったので水代とチップを足した紙幣をテーブルに置き部屋へ。親切なホテルの対応のおかげで朝までぐっすり眠る事が出来ました。